米国株について「高配当重視の銘柄」から「配当とトータルリターンの両方の利益を目指せる銘柄」に投資するスタイルに変更しました。

米国株の銘柄について

最近、自分の中で少し考え方が変わったので記事にします。

「短期的な視野(目先の利益)」から「長期的な視野(配当含めたトータルのリターン)」で銘柄を選ぶようになりました

考え方が変わった最初のきっかけは、

「ロイター」というサイト「2000年からの企業の株価比較チャート」を見てからです。

以下は、エネルギー株青線:エクソン(XOM)」「赤線:ロイヤル・ダッチ・シェル(RDS.B)」「緑線:シェブロン(CVX)の3社を比較した時のチャートです。

私は今まで直近の以下のような「財務指標」「5年分の株価」の企業比較をして、インカムゲインが多く入りやすい配当率が高い銘柄を中心に購入してきました。

会社名 配当(%) PER(倍) ROE 営業収益率
エクソン(XOM) 3.96 16.3 11.1 5.09
ロイヤル・ダッチ・シェル(RDS.B) 5.6 21.7 4.78 6.8
 シェブロン(CVX) 3.75 18.7 6.26 1.84

上記の考えより、今までの私は「ロイヤル・ダッチ・シェル(RDS.B)が一番配当が良いので、この銘柄1本でエネルギー株は投資をしようと思っていました

会社名 2000年からの株価リターン
エクソン(XOM) 140%
ロイヤル・ダッチ・シェル(RDS.B) 60%
 シェブロン(CVX) 200%

 

しかし、2000年からの株価リターンを見ると、まさかの「シェブロン(CVX)が一番リターンが高いという結果だったのです。

本当にビックリしました!!

今までインカムゲイン銘柄(目先の配当率)ばかりに目を向けていましたが、このチャート比較を見て一気に考え方が変わりました。

いくら配当が高くても株価が上がっていなければ、最終的にゲットできるお金は少ないということなんです。

これからは「インカムゲイン&キャピタルゲイン」の両方をゲットできる銘柄に投資をします!

これからは「インカムゲイン派(高配当)」の銘柄であることはもちろんですが、「キャピタルゲイン派(トータルリターン)」も同時に得られるような銘柄に投資をしていきたいと思います。

再検討して4社の銘柄を「売却」&「購入を断念」しました

早速、条件に見合わない以下の株を「売却」もしくは「購入を断念」しました。

理由は以下になります。

緑線:フォード(F)株売却

配当は「6.32%」とだいぶ高いが、2000年からのトータルリターンが下落(−60%)している。

紫線:パシフィック・パワー・アンド・ライト(PPL)株売却

配当「5.41%」と高く、トータルリターンも上昇(+125%)しているが、ボラティリティ(株価の上下変動)がとても高く安定しないので、株価が安定している「ドミニオン・エナジー(D)」と「サザン(SO)」の2本に最終的に絞りました。

青線:ナショナル・グリッド(NGG)株売却

配当「5.8%」と高いが、トータルリターンが「±0%」つまり全く上昇していない。インカムゲイン目的なら悪くは無い銘柄。

赤線:デューク・エナジー(DUK)株の購入を断念

配当は「4.43%」とまずまず高いが、2000年からのトータルリターンが下落(−10%)している。

2000年からのチャートは以下になります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

コロコロ考え方が変わり申し訳ありません。

「インカムゲイン」と「キャピタルゲイン」のどちらを目指すかは人それぞれなので自分のスタイルに合った銘柄に投資をしてください。

でわ、またです!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です