「麗しのバフェット銘柄」の本を読んで学んだこと

どうもアキラです。

今日は「麗しのバフェット銘柄」を読んで僕が学んだことを紹介します。

この本の内容を簡潔に言うと

「A,割安な時期」「B,常に優れた経済価値がある企業」の株を買うための方法を詳しく書いた本になります。

率直な感想としては、バフェットは「やっぱり凄いな」と思いました。

僕にバフェットと同じことできるかな?と自問自答してみましたが、

その結果は、「多分、無理だな」となりましたw

だって、上記の①と②ができる人って無敵でしょ!!

Aの「割安な時期」を判断できる人って神でしょ!

株価が暴落していて、みんながあたふたして損をするのが怖くて株を売っぱらっている時に、バフェットは違う目線で株式相場を見てるんですよ!

「おっ、株価が暴落してる!割安のバーゲンセールだな!!

そろそろ買うかな!!」みたいな感じで。

極論から言うと、

欲しい銘柄の株価が上昇中は株を買わないってことでしょ!

なんか、この本を読んでて自分が恥ずかしくなってしまいました。。。

だって、つい最近、

ぼくは欲しい銘柄の株価が上昇中でもガンガン株を買いまくってたんすから。

株価が割安になりやすい時期を見分けるコツは、実際に本を買って学んでください。

B、優れた企業を見分ける10のチェック項目について

バフェットが優れた企業を見分ける10のチェック項目は以下になります。

1、ROE(株主資本利益率)は高く安定しているか(12%以上)

ROEは12%以上で「毎年安定している」ことがポイントである。

2、ROTC(総資本利益率)も高く安定しているか

※銀行は1%以上でも可。他は12%以上であること。

3、利益のトレンドは上向きか(EPSが毎年上昇しているかで判断する)

EPSの上昇が力強いとベスト!

4、多くの長期債務を抱えていないか

年間純利益の5倍以下までとすること。

5、「持続的な競争力」を持つ製品やサービスを持っているか

持続的な競争力を持つ企業は、大した設備投資や新商品、新サービス開発をしなくても、今ある商品、サービスだけで5年、10年と利益を上げ続けることが可能です。また、1回きり製品よりも、消費者が常に必要としているリピート商品がいいです。

リピート商品には、次のようなものがあります。

ハンバーガー(マクドナルド、ウィンディーズ、バーガーキング)、ピザ(ピザハット)、フライドチキン(KFC)、タコス(タコベル)、雑誌(タイムズ・ミラー)、コーヒー・タバコ(フィリップ・モリス)、キャンディー(ハーシー・フーズ)、チューインガム(ウィリアム・リグレー)、清涼飲料(コカ・コーラ、ペプシコ)、パンティーストッキング(レッグズ)、タンポン(プレーティックス)、練り歯磨き(プロクター・アンド・ギャンブル)、家庭用品(コルゲート・パルモリブ)、薬(メルク)、ジーンズ(リーバイ・ストラウス)、スポーツシューズ(ナイキ)、下着(サラ・リー)、アパレル(リズ・クレイボーン)、自動車保険(GEICO、オールステート)

メーカーが同じ工場で毎年生産・販売している同じ商品こそが持続的な競争力の証しなのである。

6、労働組合はないか

労働組合は、投資家の利益を減らして、労働者の利益を増やすためのものです。バフェットは労働組合のある企業には投資しません。航空会社では、パイロットがストライキを起こすと航空機は運休を余儀なくされるので、パイロットの賃上げ要求を飲むしかありません。自動車業界でも、利益が出てくると、労働組合が賃上げを要求します。好景気のときは、賃上げをしても十分な利益が出ます。しかし、不景気になったときに残るのは、多額の賃金負担だけです。

7、インフレの影響を製品やサービスの価格に転嫁できるか

持続的な競争力を持つ企業は、インフレでも、製品価格を上げることができます。一方、価格競争型の企業は、インフレで価格を上げることが難しい、場合によっては、インフレでも価格は下がっていきます。例えば、航空会社は思い固定費を抱えています。機体、燃料、パイロット、地上員、整備工、スチュワーデスなどの費用は重く、インフレがこれに追い打ちをかけます。一社が値下げをすれば、他社も追従します。1960年代には、オマハからパリまで1000ドル以上もしましたが、今では、439ドルでいけます。

8、内部留保利益を蓄積しているか

持続的な競争力を持つ企業は、巨額の投資が不要なので、内部留保を蓄積することができます。

9、自社株買いを実施しているか

内部留保を蓄積できる企業は、その利益の一部を自社株買いに向けることができます。

10、内部留保利益が企業価値を向上させているか

内部留保利益を適切に再投資すれば、その分企業の利益は向上し、株価も上昇します。

まとめ

やっぱり「ウォーレン・バフェット」は私の株式投資の師匠だなと思いました。

バフェットが若かったなら「BRK.B:バークシャーハサウェイ 」も投資対象だったんだけどね〜

バフェットが亡くなった後のバークシャーの運営と株価下落がすごく不安になったので購入は断念しました。

バフェットの保有銘柄はとても良い銘柄ばかりなので、皆さんも参考にしてみるといいと思います。

でわ、またです。

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